蔵便り
揖保川へアマゴ釣行




<釣り>
揖保川の支流へ。
市販のオーナー針の仕掛け、少し大きめ7.5号針。
餌は高井酒釣り具店のミミズ。
3月31日、曇り空
雪解け水、少なめ
流れ、早い
今期初の獲物、
締めて3匹、18ー21cmクラス。
素敵なプロポーションです、とくに天然物は(手前の1匹がそれです)。
まだまだ水温の低い3月31日、アマゴも食い渋って慎重な当たりでしたが、さすがに、引きは強烈。
食いも浅かったので、2度の針ばらし。
<仕込み>
釣ったら食います。
食うものしか釣りません、
誓います。
食わなければ、ただの殺生、厭味です。
食ってこそ、供養。
それが僕の血となり肉となる。
汚れ落としの為に、うろこ取ります。
腹を掃除します。
胃袋と肝は珍味、切り分けて丁寧に洗います。
胃袋と肝は、再びアマゴの腹に入れ戻します。
(※ 40cm超なら、舌も美味しく食べられます)。
(胃袋の掃除のついでに、胃の内容物の確認。たくさんのガザを捕食していました。キンパクですね。)
<調理>
焼きました。
(40cm超なら、食べ応えありますから、刺身も旨いです。)
塩は、降っても降らなくても構いませんが、
今回は、醤油で頂きたい気分、うちのお酒に合わせる意味でも。
だから、塩降りません。
新鮮ですし、塩なくても魚の皮が破れたりしません。
<食べる>
まづは、養殖魚。
旨い。アマゴは最高に旨いです。
次も養殖魚。
旨い。柔らかくて甘くて。
最後、天然物。
感動。
比べようもない、旨いです。
筋肉質で、ぐにぐにした食感。生き物を食べてるって実感できます。
養殖池で育ったのとは明らかに違っています。
身がパーンって張っています、はち切れそうです。
厳しい流れの中で生きてるものは美しい。
背もたれのないところの野生、憧れます。 Posted in 蔵便り
倒しの後は・・・
こんにちは。製造部 アラキです。
昨晩は甑倒しの祝いがあり、製造部一同社長の話に
耳を傾け(!?)多いに楽しみました。
その代償はもちろん少なくなく、本日約1名安静に過ごしておりました。
ま、皆が皆お酒が大好きな面々。よく呑みました。
よく話し、よく笑いました。
お酒の瓶も横になっては楽しそうに転げまわっていました。
ま、こういったこともあっての酒造り。
楽しい一夜でした。
皆さんにその光景をお見せできないのが残念。
カメラに収めるべきやったかな、と。
昨夜は昨夜。
今度は皆造まで一丸となって頑張りマッスル!
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甑倒し!
こんにちは。製造部 アラキです。
本日は待ち待った甑倒しです。
いや~、めでたい。本日は無事に倒しを迎えることが出来たお祝いとして宴があります。
呑めや歌えや踊れやの大宴会!
ってことはなく、先ずは社長の挨拶・・・
そこでは、黙って・・・早く、早くお酒が呑みたい。
話は、まだ、まだ続くのか・・・・。
ってな感じですすむのではないでしょうか。
ま、何はともあれ、今年も無事に甑倒しを迎えれたことにほっと一息つける1日です。
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内は内
こんにちは。製造部 アラキです。
今日は午前中はお酒のしぼり(上槽)がありました。
しぼったお酒は
“超辛純吟 黒”
これは瓶燗火入れした後、半年から1年後に出荷。
今、出ている23by黒が終わり次第、切り替わる予定になるお酒です。
火入れしたお酒はすぐには火冷め香なるものが出て、これは味わいの落ち着きと共にこの香りも消えていくそうです。
それには半年近くかかる為、奥播磨では火入れのお酒は少なくとも半年以上は寝かし、程よい熟成と味の落ち着きを待ってからの出荷になります。
奥播磨は酒質重視の蔵なんです。
本来、どこでもそうあるべきなんですけどね・・。
ま、“他所は他所。内は内。”
そういえば子供の頃、無いものねだりをしてはこう言って怒られた記憶があります。
そうなんですよね。他所を見るよりは内のお酒を見つめ、より上の酒質へ。
奥播磨はこれからも
“内は内!!”
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頑張り時。
こんばんは。製造部 アラキです。
29日の甑倒しを前にテンション上げ上げかと言えば・・・・
そこそこ上げ上げ。
でも、前から言うようにお酒は造って終わりではなく・・・。
本日も多鹿さんが朝からせっせと瓶詰。で、午後からの瓶燗。
大忙しです。他の蔵ではタンク火入れと言ってタンクに詰まっているお酒を蛇管を通して火入れ作業をするのですが、奥播磨ではお酒の品質重視。一本一本の熱い思い重視で、全て瓶火入れなんです。
1本1本瓶に詰めては瓶燗。今は涼しいものの五月くらいになると汗びっしょり。ちょっとしたダイエットです。
きっとビリーズ・ブードキャンプより美木良介のロングブレスより効果あるかも・・。
造りが終われば瓶詰。頑張ったご褒美はお酒の会でのみなさんの笑顔。
皆さんと会えるのを楽しみにしとります。
その為にも今は頑張り時です。
四月に入れば新たなお酒も発売・・・・。
それはまた、今度。お楽しみに。では。
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