蔵便り
納豆解禁!!
酒造りが終わり、大好きな納豆が食べられるようになりました。
東京農業大学に入学した昭和50ねんには、納豆がまったく無理でした。
卵1個と納豆の価格を比べると納豆の方が安かった記憶をしています。
貧乏な学生にとっては、納豆は必需品でした。
最初は、息を止めつつ、ご飯の上にのせ食べてましたが、
次第ににおいにも慣れ大好きになりました。
今の納豆に比べ、当時の納豆は、しっかりとしたにおいがありました。
でもあのにおいは、魅力的です。
今は、なかなか出会うことがないです。
小泉武夫先生の著作 『 納豆の快楽 』にも書かれていますが、
最近、若者にどんどん納豆を食べてもらおうと、
納豆メーカーの中には、
あの臭みを無くする新製品の開発が進んでいるということですが、
納豆の強烈な美味さの条件の1つが、あの臭みなのですから、、、、、。
私も同意見です。
私自身、食べ物にはすごく、こだわりを持っていて、
納豆の薬味には白ネギです。
でも、うどん・そば・ラーメンには、青ネギです。
昨晩、久々に 『 納豆の快楽 』を読みました。
納豆の練り方ですが、
この練り方が拙いと納豆の味が出ないそうです。
最初に、納豆だけを何も加えないで、よく練り混ぜる。
納豆の糸を出せば出すほど、納豆は美味しくなるそうです。
それから、醤油を数滴落として、また練る。
それで、また練り、
糸の姿が無くなったら、出来上がり。
そして、辛子を入れて、よく混ぜる。
今日、早速してみます。
4月1日に3パック、
2日に3パック、
今日も3パックの予定です。
1年分をしっかり食べておかないと!!
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奥播磨 きき酒会
~~ この度の低気圧による強風にて、
お亡くなりになられた方の
ご冥福をお祈りいたすとともに
被災された方々を深くお見舞い申し上げます ~~
桜の開花を耳にする季節になりました。
すっかりご無沙汰で申し訳ありません。
4月1日(日)に
西日本の特約店様に来蔵していただき、
「 きき酒会 」及、「 懇親会 」が行われました。
22BY産よりかなり品質が向上していると嬉しい評価をいただきました。
6月1日発売の「 夏の芳醇超辛 」、
9月23日発売の「 山廃純米ひやおろし 」も旨いと言っていただきました。
このお声は蔵人にとって、最高の栄養ドリンク剤で、
24BYの酒造りへのモチベーションが高まってきました。
懇親会会場は隣町の菊水旅館で行いました。
神戸市 丹元商店、小宇羅社長の乾杯の音頭で始まり、
過去になかった盛り上がりとなりました。
そんな中、急なご指名にも関わらず、
姫路市の下山酒店さん、明石の岩井寿商店さんから素晴らしいスピーチを頂きました。
いきなりのご指名、あれだけのスピーチはすごいです。
その後も、大宴会状態が続きました。
特約店の皆様、時間の経過など、まったく気になさっていない様子です。・・・・・・
スケジュールの時間はすでに過ぎており、名残惜しい中、「 中締め 」となり、
岡山県の酒井商店さんから、ご挨拶を頂き、
締めの手拍子を大阪府寝屋川市の米芳商店、白井社長にお願いしました。
まづは、一本締めで締めますのご発声!!
「 足の角度は45度!! 」
大爆笑
「 力の入れ方はへそ下3寸!! 」
大爆笑
「 股を開いて、両手を合わす!! 」
大爆笑
皆さんが、そのポーズを取り始めると、
「 今はしなさいと言うとんとは違うんや!! 説明しよるだけや!! 」
大爆笑
「 そな、準備はええか!!
いくで!!
ヨォー、パチ!! 」
割れんばかりの拍手が起こりました。
関西弁と言うより河内弁でもないし、何弁なんやろ、寝屋川弁やろか!?
これほど盛り上がった一本締めは初めてでした。
米芳社長、ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。
大変お忙しい中、ご参加頂いた特約店様、
本当にありがとうございました。
こら、頑張らんといかん!!
私自身の24BYの酒造りへのチャレンジはスタートしました。 Posted in 蔵便り
バッテリーが・・・。
こんにちは。製造部 アラキです。
本日、昨日書いたように蔵人総出で瓶燗火入れを行いました。
で、すいません。
カメラのバッテリーが見当たらず、写真が撮れていないんです。
蔵のどこかのコンセントに充電満満量になっているかと思うのですが・・・。
でもって見つけないことには写真もとれず・・・。
何とか早く見つけまーす。
写真を待っていた方。いるんかな?
ごめんなさいです。
で、もう一つ。本日は神戸の酒販店『酒の大宗』さんが蔵へいらっしゃいました。
23byの出来具合とそれ以前の熟成具合を熱心に利いてくださいました。凡そ1時間。今年の出来にも満足していただけたようです。
今後とも奥播磨をみなさんに熱心に紹介、案内していただけるかと思います。
お近くの方は是非。
酒の大宗
兵庫県神戸市東灘区本山南町9-7-23 tel.078-452-2328
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瓶燗火入れ
こんにちは。製造部 アラキです。
いよいよ、瓶燗火入れが始まります。とは言え、少しずつ始まってはいるのですが、今までは造りの方で瓶場には入れずでしたが、落ち着いてきたこともあり、こちらへも入る形になってきました。
ここ、奥播磨では全ての火入れ酒は1本1本丁寧に瓶燗しております。ま、1本1本ってのは言いすぎですかね。
それでも、タンク火入れではなく、瓶燗火入れのこだわりはやはり、作業効率ではなく品質重視。奥播磨としてどこへ出しても胸の張れるお酒であるためでもあります。
そうして前に書いたようにPケースに入れ冷蔵庫へと貯蔵・熟成されます。
こうした作業が5月近くまで続きます。それから、営業やお酒の会などに参加しては皆さんの声を聞き冬の造りに備えるわけですが、
これが済む頃には、もうすぐ蔵入り~、なんてモードになってるんですかね・・・。
また、明日、この作業風景を写真に取れたら紹介しますね。
ここ奥播磨で働く蔵人を紹介できるかと思います。
お楽しみに。
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株式会社 下村酒造店
〒671-2401 兵庫県姫路市安富町安志957
TEL 0790-66-2004 FAX 0790-66-3556
営業時間
⽉曜⽇ 〜 ⼟曜⽇ : 午前10時〜午後6時
⽇曜⽇: 午前10時〜午後5時
定休⽇:年中無休
駐⾞場:店舗前5台程あり
